活気が戻る気配・・・尾道の商店街

明日、瀬戸内の因島、弓削島に行く予定なので、今日は尾道泊まり。
早く着いたので、多分、六年ぶりくらいだと思うが、商店街を歩いてみて驚いた。

正直、以前はびっくりするくらい寂れた商店街だったのだが、明らかに活気が戻ってる・・・とは言えないが、戻りつつある気配が漂っている。

それまでおそらく空いていたであろう店舗に、小さいが若い感性の店が出店している。それもひとつやふたつではない。また、おそらく以前からのお店の一部がリニューアルしたであろう店舗も数軒ある。

歩いていて気になった3坪ほどの手作りジャムの店に入ってみた。
近隣で採れた材料のみでジャムをひとりで作り、ひとりで売っているらしい。ベリー系はもちろん、桃、すもも、生姜、ごぼうと、幅広い材料がジャムになっており、おそらく旅行者にはわからないほど、細かい地名の産地が表示されていた。

店主の女性によると、ここしばらくで商店街や近隣の街なかに若者の店が明らかに増えてきたらしい。
NPOによる映画館の再生などもなされ、地域の雰囲気が良くなっているということである。(考えてみれば、尾道ですら街なかに映画館がなくなっているというのが、中心市街地空洞化を象徴してきた事象であるが・・)

「商店街」という立地に新しい店が増えているのを見るとワクワクしてしまう。

以前に行った商店街の中にある銭湯を改装したカフェで、六年前に飲んで異常に美味しかった記憶のあるココアを注文。相変わらず美味しかったが、さすがに夏場にホットココアは合わない。そういえば、前に来たのはきっと寒い季節だったんだろうと思い出した。

 写真は、商店街の中でいちばん外観が気になった店。尾道の写真のポストカードとちょっとした雑貨を売っているお店でした。