ゆび湯!?

 那須塩原にある塩釜温泉郷に行った・・・といっても仕事の途中に通りかかっただけ、日帰り入浴する時間すらなかったのだが。
 ちなみに、思い出せば数年前、ここに仕事で来て、そのときにも時間がなく、湯に触れることなく帰ったので、きっと自分には縁のない温泉なのだろう。

 この地域では、以前に来たときもそうだったのだが、経営不振で温泉ホテルの経営が行き詰まる →外部資本が買い取る →低価格の温泉としてガンガン営業する というサイクルがますます進んでいるようである。
 その中で、町が開湯1200年とかいう事業で、「日本一の広さの足湯」という豪華なのかどうかわからない施設を作っていたりして、地域としての方向性にはやや混迷の感が拭えない。

 これとは対照的に気になったのが、タイトルの「ゆび湯」。
 車で通りがかりに見ただけなのだが、看板の感じから、指先だけつかる小さな温泉なのだろう。本気でこれで温まるかどうかは別にして、洒落が利いてて面白い。看板も手作り感いっぱいだし。

 戻ってWEBサイトで調べてみたところ、車から見えた2箇所のみの設置らしい。あんまりおカネもかかってなさそうで、好感の持てる施設である。
 考えてみれば、これなら時間がなくてもつかることができたかも・・・

 写真は撮れなかったので、他所のサイトからの借り物です。すみません。